値下げ交渉ってどうなの?

まーしかし。。
ひたすら仕事をする毎日だ。

この秋口から年明け〜春先は、多くのお仕事のお声をかけて頂ける。

年末に向けて、もしくは来春から新しい「なにか」を始めようと思ったり、今までの形から大きな変化をしようかな?と考えたりする人が多いようだ。

そんな時に私にお声をかけて頂けるのは嬉しい事だ。

過去の自分のブログを見返してもこの時期は、やれ15時間働いただの17時間働いただの忙しいアピールばかりをしている。

つまり秋冬は忙しくなるという事なのだろう。

しかし40歳になる中年の私には仕事のキャパシティ、、、つまり仕事量がそろそろ限界に近づきつつある。

体力的なキャパシティと時間的なキャパシティ両方だ。

そうなってくると、自分がやるべきこととそうでない事をよく考え行かなければならない。人を頼るべき部分はどんどん人に投げていくのが正解だと思う。


それよりも問題なのが、自分の仕事やノウハウの鮮度だ。

一般的に考えると、仕事の鮮度がよいのも40代のあと10年位だと思う。

流石に50歳を過ぎてから、自分の頭がキレが良く鮮度の良い状態に入れるかは僕もわからない。

もちろんなんとか自分はジジィになってもキレキレな頭ではありたい。
自分でも最大限努力はするつもりだ。

でもこればっかりは相手が決める事だから、はたしてそんなジジィになった時の自分は、どうなることやら。



◼︎中年期は自分が向いている事に力を注ぐべき


そんな自分の衰えは急に来るわけではなく、おそらくジリジリと自分を蝕んでいくのであろう。

そう考えるともう、今までみたいにあれもこれもなんでも自分でやるのは難しい。

自分が力や労力を注ぐべき事をしっかり見定めて、そこに集中すことが、残りの社会人生活、そして中年になるなか、さらなる発展に繋げるにはそうすることが、大切なのでは?と考えている。

そんな事もあり、実は最近一部の仕事を振れるような若いパートナーを探している。

振りたい仕事はデザイン系の仕事。
もうデザイン系の仕事に時間を割くことがウンザリしてきてしまった。

昔はグラフィックデザイナー、ウェブデザイナーってカッコイイ!と思ってたけどもう今はそんなことは全く思わない。
出来ればやりたくないのが正直な気持ちだ。

今後はそっち系の仕事はデザインが好きな人。それでいて若いオシャレな感覚がある人と組んでその人にお願いしようと思っているのだ。

どう考えたって、40歳になるデザインをイヤイヤやっているおじさんより、20代で楽しく好きでやっているデザイナーの方がよいものを作れるだろう。

それに、今から20代の才能豊かなな良い人と組んでおけば、これから15年〜20年は安泰だ。

そっち側の仕事が丸投げできれば、空いた時間は別の事に使える。

そしたら、もっと自由な時間が増え新たな事も出来るだろう。

と、言うことで今ぼくはそんなデザイナー的な人材を探している。

(※若くて才能のある、コミニュケーション能力の高い人が居たらどなたかご紹介してください!\(^o^)/出来れば女性!)

そしてそうなると、その人にどれくらい金を払うべきなのかな?なども考えている。

そんなこんなで思うことがあった。

価格交渉の事だ。



◼︎ネゴって値引きさせる事って正しいのか?

僕自身も価格交渉はすることはある。
普段の生活では値切れそうなものは平気でネゴる(ネゴシエーション=交渉するからのネゴる)

が、仕事では最近そうでもない。
僕は人に何か仕事を頼む時は、信頼している人にお願いする。

信頼している人には稼いで欲しいと思う。
その人を認めているわけだから。

なので、その人が僕に言う、言い値は僕が納得すれば言い値でOKをしたいと思う。

もちろんこちらからいくらでやって欲しいと先に言うときもある。
その値段よりも多少高いくらいなら納得できればそのお金は払う。

もう歳も40にもなれば価格が妥当か妥当じゃないのかは、ある程度はわかるから。

もうこんな年齢になって、価格を負けろと
しつこく相手に詰めたりするのはスマートではないし、僕はそんな風にはなりたくない。

だいたい、そもそも値切る事って本当に徳をする事ができるのであろうか?



◼︎仕事を依頼する相手をリスペクトするなら適正価格で依頼するのが利益を最大化するのでは?



ある時、人からご紹介を受けて、仕事の依頼を受けた。

信頼してる人からの紹介だし、もともと顔見知りの方ではあった。お仕事を僕もご一緒出来ればと前々から思っていたので、僕の方から、

「〇〇さんからのご紹介ですから、少し割引させていただきますよ。」と、お伝えした。

そうすると、相手の人は、
「村上さん。割引しなくて良いですよ!普通にお金とってください。村上さんにとって、わたしの優先順位を高く仕事をしていただきたいので。^o^。」
と、言われた。

実に素晴らしい。
僕は感動した。
非常にスマートでかっこいいと思った。

そして、「その言葉!僕もどこかで使わせて貰います。」と心の中で呟いてパクる事に決めた。(笑)

ともかく、そんな事を言われてしまったら結局僕は多少値引きはさせて貰った。
いや。むしろ値引きをしてあげたかった。

そして依頼頂いた仕事も優先順位高く、一生懸命やらせて頂いた。

あんまり、希望の結果はえられなかったけど。。。ただ僕は物凄く義理を感じているので、今後何かその人の役に立ちたいと考えている。

と、自分のなかに湧いた感情で僕は気づいた。

これってきっと値引き交渉をしつこくするより、相手に尊敬の念を持って、適正価格で仕事を依頼する方が、得られる対価は大きいのではないか?と。

間違いなく相手が気持ちよく一生懸命仕事をしてくれるのは後者である。



◾︎良い仕事をしてもらう条件とは?



仕事で関わるのは人間だ。

人間である以上、感情は必ずある。


◆無理な値引きを強要された相手。どちらかというとしょうがなく受けた仕事。労働に対しての対価も安い。

◇言い値をそのまま受け入れてくれた相手。ぜひやらして欲しいと思っていた仕事。労働に対しての対価も高い。


これどう考えたって後者の方がやる気出ますよね?逆に前者の方はヤル気なんて出るわけがない。

誰もがそうであろう。
自分がされて嫌な事を人にして良い訳はない。

それに本質を考えると、仕事を頼む本質は、依頼した仕事を最大限の結果や効果を出してもらうことが本質だと思う。

安く頼むのが本質では無い。
それならばそもそもやらなきゃ良いとさえ思う。

そういう金を払わない人ほど、自分の事には金をかける。

高価なくだらんモノを買うくらいなら、リスペクトする相手に適正な報酬を払う方がよっぽど正しいお金の使い方だ。

そっちの方が、相手も良い仕事をしてくれて、結果お金も儲かるようになるものだと思う。

と、いう事で、極端なネゴられるのも嫌だし、自分も極端なネゴりはしない。

また仕事をお願いしたいなと思うような、良い結果を出してくれる人と仕事がしたいし、ちゃんとお金も払いたい。

逆に他人からもあの人にお仕事を頼みたいなと、思われる仕事をしなければならない。
うだつが上がらなければ切られてしまうまでだ。

そういった緊張感も仕事には大切だ。



と、長々となりましたが、まとめさせて頂くと、

良い仕事をしてもらう(する)には、

・相手への信頼と尊敬
・適正な報酬
・適度な緊張感

この3つが大切なのでは?と思う。

あなたは良い仕事していますか?^o^

junpei murakamiの日記

渋谷で会社やお店とかいくつかやってるおっさんが、知ったようなクチを偉そうに語ってます。アホの戯言と思いご容赦ください〜(^o^)

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