社会人になってから僕は読書に目覚めた。
小説みたいなものも良かったが、自己啓発本みたいなものや、ハウツー、ノウハウ的なもの、思考方法などのマインドに関するもの、経営に関する書籍、経営者の人の自伝とか、そういった本がとにかく面白かった。
僕は子供の頃から歴史が好きだった。
さまざま人間の栄枯盛衰の一生を見られるのは凄く興味深く、どういう判断や決断、行動をしてしまうと人は破滅に向かってしまうのかという事と、逆に正しい判断や行動がどういうものなのか?
と言うことも歴史からは多く学べる。
その歴史で見た物語の成功失敗の裏付けのような理屈や、現代での同じような事象について、自己啓発やノウハウ系の本、経営者の人の本にはたくさんあった。
特に20代中盤〜30代中盤にたくさん読み漁り、インプットをしたのちに、歴史で得た成功や失敗も踏まえ、大きな部分でのいくつか大切なポイントがあった。
1.論理的思考で考えること
2.感情的にはならないこと
3.正しい事を行うこと
4.意思決定の指針を明確にすること
そんなところだろうか。
30歳前後の独立してからは上記の事などを軸に実戦しながら、今日まで社会人として働いて来た。
そして、早いもので40代も半ばである。
自分が歳をとるのと同時に自分の会社もそれだけの年数がたち、仕事で関わり合いになる人も、当初の20代、30代ではなく、自分と同じ40代やアラフォーカテゴリーに入る人ばかりになった。
時が経ち、成長期から成熟期に入った、人、店舗、会社を更に次のステージへ成長させる事の難しさをここ数年、感じ始めていた。
もちろん自分の事もそうだ。
過去に得た知識や考え方が、いつまでも通用する訳がないのである。
中年期というのはゆっくりと後退や停止し始める人も出てくると、いうかほとんどの人がそうなる年代だ。
僕自身、自分の現在の仕事、働き方のスタンスは誰かロールモデルがいるわけも無いので、誰かがあれをやるのが正しい、あれをやれば成果が出ると教えてくれるわけでも無い。
とは言え、今のままではあと数年でなんの価値もない、役立たずのクソジジィになるのは、ほぼ確なのである。
仕事の立場上で、人に対して成長し無ければだめだよ。なんて口走るクセに、テメエは何してるんだ、何かするのか?
と、自分の矛盾してることへのジレンマがあり、何かスッキリしないこの数年だった。
そんな自問自答を頭の中でここ最近はし続けていたのであった。
そして、行き着いた事が、
「経営」を基本から学ぶ
ということだ。
とどのつまり、僕の頭の中は主観での独学から得た知識しか無い。
結局は自分が興味ある事しか学んで無いので、穴だらけな知識なのだ。
ようは薄っぺらいのである。
なので、今までとは逆の
客観性に則った学ぶべき経営の事柄
や、
自分だったら得ようとしないであろう知識
を学ぶことが新たな進化した自分になれるのではないか?とおもったのだ。
あと、大学で経営や経済を勉強したいと言うのは20代前半で思いながら気がつけば20年も経ってしまった。
ホントに僕はクズ野郎だと、つくづくうんざりする。
とは言え、過去には戻れないし、今が1番若いので今からやるしか無いのだ。
という事で、僕はとある通信制の大学の経営学部に4月から入学した。
まだ初めて少しだが非常に勉強はおもしろい。
学ぶために厳選された教材はどれも単純にすごく勉強になる。
これからの何年かは日々の生活に勉強が入ってくる。
納得するまで勉強して、ちゃんと今後の人生や仕事に活かせる形にしたいとおもっている。
このような事を晒すことで、この試みを中途半端にやめてしまったら僕はそれこそクソダサい。
グータラな自分を追い込むためにこれから勉強することを人様に晒そうと思い、ひさしぶりのブログを書いてみた。
そして勉強し始めておもった事がアウトプットの重要さである。
おもった事を書いて人様に晒す事は、自分の頭の整理と、人からのフィードバックで得られることもあり、これから勉強していく身として凄く大切な事なのかなとおもった。
できる限り想った事は文章にしていこうと思う。
今後ともよろしくどーぞ。
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