今僕は札幌に来ている。
一泊二日の札幌への出張だ。
ちょうど一週間前には沖縄に出張で行って来た。
まるで全国を股にかけて仕事をしているできるヤツのような雰囲気を醸し出しているが、年一あるかないかの事がたまたま重なっただけの話である。
さて今回ももちろん乗ってきたのだが、飛行機に乗るといつも思う事がある。
CAさんの事だ。
僕が子供の時はスチュワーデスなんて行ったけど、いつからかCAなんて名前になってた。
CAさんの仕事は女性がやる仕事の中でも、なんというか、特別な仕事だと思う。
例えば同じ乗り物でも、新幹線とかの販売員や、最近よくみる鉄道関係の女性の人とは違う、何かを感じる。
やってることは基本的にはただのサービス業?接客業である。
でも、それが基本的に綺麗な女性で、髪の毛をピシッとまとめて、あの制服をきて、笑顔で接してくれる事が、他には無い何かなのである。←男だけかも?
ご存知の方も多いとは思うが、僕は非常に卑屈な人間だ。
なので、CAの人が飲み物を提供してくれるときや、見送りの時とかも目を合わす事ができない。
目が合おうものなら、相手にオマエみたいな気持ち悪いやつがみてんじゃねーぞ。と思われると思ってしまう。
恐らくは相手は客の一人の僕になんて、ただの景色の一つであり、何一つ感情なんて無いとは思うけど。
勝手にそう思ってしまうのだ。
別に過去にそのような事を言があるわけでもないのに。
なんでなんだろう。。。
普通に考えると、自意識過剰?もしくは自分が他者に対してそう思っているか?そのどちらでも無いのだ。
普段生活していて、女性に対してはそこまでの卑屈な感情は事は思わない。
そもそも一応美容師でいきなり、あった他人の髪をザクザク切る仕事をして来たのだから普通の人よりは「女慣れ」はしていると思う。
しかし、飛行機の中で、綺麗な女性が、制服を来て(別に僕は制服フェチでは無い)、笑顔で接してくれることが、とにかく恥ずかしいのだ。
あ。ちなみに僕は童貞ない。笑
それになにかの妄想をしてるわけではないので、それもあしからず。(^o^)
とにかく、あまりにもその煌びやかなというか、わかりやすい魅力的な女性の感じが僕には眩しすぎるのである。
何年か前に死んだ兄貴は、アイドルオタクだった。
兄は僕より身長も低く、太ってて服装もクソダサい。
客観的に見て僕よりキモかったと思う。
僕がこいつすごいなーと思ったのは、兄はアイドルの握手会などによく行ってたようだ。
アイドルなんて、CAさんを越える、高嶺の花の極みである。
その人の前に立って、初対面なのに握手をする事ができるなんてすげーヤツだなと、思う。
しかも、めちゃくちゃザ・オタクな見た目なのにだ。
女の子から嫌に思われるとか、気持ちわりーと思われるとか、そういう、相手がこう思うかも?っていう思考がないのかもしれない。
ある時、ムムムッ?と思った事があった。
兄がまだ生きてた頃に、かーちゃんがあの子は、「俺は結婚しない」と言っていたと、話を聞いた時があった。
その時僕はかーちゃんに言った。
「結婚しないって、オマエの意思みたいに言ってんじゃねーよって話だよ。
そもそもアラフォーオタクフリーターと結婚してくれる相手なんているわけねーだろーがよー。
結婚しないんじゃなくて、できないだけなのに、よくそんな事が言えるな。
アイツは。。。」
かーちゃんは困った顔をしてた。
今になって思う。かーちゃん。ごめん。(笑)
ともかく、そこで気づいた。
うちの兄ですら、
「おれは結婚なんてできるけど、自分の意思であえてしないんだ。
縛られるのはめんどうだし、一人の女を選ぶのなんて嫌だから、おれは自由な一人を、自ら選ぶんだ。」
と、いうような事を思ってたと思う。
その言い訳を自分で思い込めれば、そりゃー楽だと思う。
でも、僕はそんな風には思えない。
そんなに自分を肯定は出来ない。
おそらく僕みたいなヤツじゃない人の方が普通で、そっち側が多数派なのだと思う。
ほとんどの人が思いのほか、異性に対して自信を持っているのか?もしくは、疑いというか、勘ぐりを持っていないのだ。
では僕だけが過去に物凄いトラウマになるような女にあったのか?というと、そんなに周りの人大差はないと思う。
あ。少しだけはトラウマあったかな。(笑)
きっとそんな風に思えたら、いっつも自分の内面の事や、人生を生きる事など考え続ける永遠の中二病な僕では無いであろう。(^o^)
何年か前に冷やかし半分、社会勉強と出会いを求めてお見合いパーティーに行ってみた。
非常に雑な運営だし、これ自分たちでやったらもっとうまく出来るし儲かるかも?
と、思うこともあり、面白がって何度か参加した。
その時に驚いたのが、参加者の見た目をあまり気にしていない人多さだ。
男性はもちろん、女性でもおかしな人が沢山いた。
いきなり今日お見合いパーティーに参加した訳でもないだろう。
何日か前からお見合いパーティに参加しようと決まっていたのであれば、その日は自分的に一番イケてる装いで着てるはずだ。
それなのに、かっこよくも、可愛くもないファッション、髪型。女性はメイクも残念。
そんな人が半分以上いるのだ。
僕が驚いたのは、そんなクソダセー男どもが、フリータイムになると、なんと!見た目が抜群のキラキラした可愛い女の子の所に迷わず行くのである。
もちろん女の子はイヤな顔を露骨にしてるが、そいつらはおかまいなしだ。
それにもびっくりしたが、もう一つ驚いたのが、可愛い子は先を越され(ヤツらは会場内をダッシュする)て、残念ながら男性に見向きもされない過半数の残念な女性が、どう言う感じなのかあえて話しかけてみる。
「僕こう言うの参加するの初めてなんですけど、他でも参加された事があるんですか?」
って聞いたところ、ほとんどの子が、
「お見合いパーティーは参加してもなかなか良い人いませんねー。なかなか出会いはないですよ。あんまりよくないですよー。」
と、言うのである。。。
いやいやいや!( ゚Д゚)
出会いはあるよ!
あんたに問題があるんだよ。
って正直思った。。。
僕の性別は男だ。
もちろんゲイでもない。
なので、普通の男の考えてることはすごくわかる。男は女より圧倒的に異性を選ぶ基準が、可愛い、キレイなど見た目のウェイトが大きい。
幼児から死に損ないのジジィまで、見た目の良い女性が好きなのである。
女性だって基本的には男性の見ためだって、良い方が良いと言う人の方が絶対に多いと思う。
ブスだとか、そういう話ではない。
男性に好かれようと努力している部分がまるでないのである。
そんな感じなのに、、世の男女は
可愛い、キレイな女の子が好きなのに、自分は小汚いダサい格好で相手の前に立って好きと言える男はヤバいし、
自分だって男性に選ばれたいのに、他に見た事無いような変な格好とへんな髪型メイクで、良い人がいないと言っている女がヤバいと思ってしまう。
自分がそうなら、相手もダサいブサイクにいくなら、なんの文句もない。
でも、そうではない。
なんでだろう。。。
こんな感じで、きっと多くの人はありのままの自分は他者に受け入れられると思っているのだろうか?
でもそれって人をポジティブに信じてるとも言えるから、悪い事でない気もする。むしろ良いことだ。
ただ、拒絶された時が凄く辛いと思う。
それならばそもそも自分の事なんて、受け入れてくれないと思っていた方が、拒絶された時になんとも思わないし。
相手の事なんていきなり信用するべきではないと思ってた方が、同じように楽でいられる。
受け入れくれた事を当たり前とも思わず、凄く嬉しいと思える。
僕はこの考え方は、変わらないと思う。
そんなこんなである事に気づいた。
僕は自称鋼のメンタルだと言っている。
どんな問題も立ち向かってやろうと思うし、心が折れる事はそうそうないゴキブリ野郎だし。図々しくノーテンキな、おお馬鹿野郎でもある。
でも、反面誰よりも傷つきやすい豆腐というより、泡なみの繊細な心がその中にあるのだと最近気づいたのだ。
最弱だからこそ、もっと強く、もっと強くありたいと思っているのだと思う。
それに気づいてから、なぜだか気分が良い。
この20年くらい、自分がいろんな部分で強がって。カッコつけて、何かを自分に「かせ過ぎてる」という事を感じた。
最近自分の事がまたよく解ならなくなっているのだが、自分は最弱の人間だと言う事を知れたのは、今のこのモヤモヤを打開できるキッカケになりそうな気がしてる。
出張中の空いてる時間で、二日間かけて書きなぐった。
そして今羽田に帰ってきた。
内容を見返して書く事って。大切だなー。と改めて感じるのであった。
そして、このブログは完全に自分のためのものだなとも思った。(笑)
そうそう。
今回の題名にもあるように、最後にCAの人についての僕なりの考えを述べておきたい。
僕的にはCAの人は
・見た目が【そこそこの】感じの良い若い女性
・昔綺麗だったであろう、感じの良い50代以上のおばさん
・ブサイクだけども、清潔感のある感じの良い若い男性
の方が居心地が良い思っている。
どこの航空会社も綺麗な若い女性の一辺倒だ。もっと当たり前に疑問を持って欲しい。
美容室だって見ためが良い人が、一番指名客が多いとは限らないし、
一番おしゃれな店が、一番売り上げが良いというわけでもない。
ベンチャーの航空会社で、とにかく感じが良いけど、見た目がそうでもないCAさんのみの航空会社は流行ったりするのでは?て思うのは僕だけなのだろうか?
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