新しい事を始めよう!新規事業の始め方。

我らがフォトスタジオ
「スタジオswitch」

2月にオープンしてから現在六ヶ月目である。
三ヶ月目の5月あたりからカタチになってきてた。

やっと「ホッ」とできるような感じだ。

最近はおかげさまで、多くの人に利用頂き昨日、日曜日も朝からご新規の方にご利用頂いた。

本日の利用者の方には、すごく良かったです!来月も必ず利用します!
と、掃除のおじさんのわたくしにお声をかけていただいた。^o^

どんな仕事であろうと、お客さんに喜んで頂けるのは非常に嬉しい事である。
やってよかったな。と、生きがいを感じる瞬間だ。


やった事もなかったスタジオ経営。

一応一通り設備も充実し、集客もそれなりにできるカタチになって来た。

ボチボチ次のフェーズにという事で、今後はリピーターをいかにして増やす事が大切だと思っている。

新しい料金体系になってから、利用者の満足度は高いと感じている。

ここから更に二の矢、三の矢を撃っていきリピーターをしっかり増やしていければ、さらなる利用者の増加は見込めると確信している。


■新規事業を成功に導くためのポイント整理


このご時世。
一つの仕事だけで食い続ける事はかなり難しい。

そんな中、他の事もやってそこからも収入を得たいと考える人沢山いるだろう。

それは非常に正しいと思う。

間違っても今更、ネットワークとか初めて、カモになってしまうようなアホには、私の知り合いにはなって欲しく無い。

そこで、
今回「新規事業」を始め成功に結びつけるためには、どうするのか?を自分なりに整理してみた。

1.参入障壁の高さを測る

まず渋谷にあるスタジオが何件あるのか?を調べて、すべて書き出した。
利用料金、設備の詳細、利用の詳細などもしっかり調べてみた。

そうすると、二極化している事がわかった。

狭くて全面真っ白⇨金額が安いスタジオ
広くてお洒落な空間⇨金額が高いスタジオ

フォトスタジオは広さと内装で利用料が決まっている。設備は割とどこも似たり寄ったり。

調べてみると意外にその間の「ちょうど良い感じ」のスタジオが無い。

そして、予約状況がウェブで確認できるスタジオが沢山あって、確認したところガッチリと埋まっているところや、そこそこ埋まっているところが多い。

渋谷という地域ではフォトスタジオが求められているのだと思った。

それを確認したときにコレはいける!って思った。

ちょうど良い利用料、広さ、設備のものを作ってみよう!



2.コストをかけずに立ち上げ

あらゆる事業で立ち上げのお金を抑える事は非常に重要だ。

コンサルらしい言葉をカッコつけて使わせていただくと、
ROI(投下資本利益率)
は非常に重要なので、とにかく初期費用は押さえるべきだ。

これに関してはお手の物。

内装屋さんは安くよくやってくれる仲間がいるので、金額はしっかり押さえて作れた。

物件も焦らずじっくり、時間をかけて探していたのでアクセス、賃料、初期費用も納得の物件で決められた。

が、のちにオープン後に設備がもっと必要とわかって、当初考えていた総額より、20%くらいアップしてしまった。

これは少し痛かった。。。

全く初めての異業種への参入はココが怖いところである。


3.初期顧客の有無

異業種ではあったが、自分達が美容室関係で撮影のお仕事をしているので、それをぶち込む事が可能だった。
ただ、これは売り上げで考えるとわずかなものだ。

そこで美容室をやっている方が周りにたくさんいるので、無料や格安で使って頂いた。
気に入って頂ければまた利用して頂けるであろう。

しかしながら、その方達から再度利用したいというお声は少なかった。

その段階で、再利用の際に支払う金額が設備の内容に対しての満足度が低いのでは?という疑念を感じた。

ちょうどいい金額(1時間5000円)ではあるが、設備的にちょうど良く無いのでは?とも思えてきた。


4.他人様をプロモーションで集客

集客に関しては事前のマーケティングで、
・オフィシャルのホームページを上位検索表示
と、
・スタジオ検索サイトに掲載

で、イけると思っていた。
特に上位検索表示がされているフォトスタジオは予約状況が良かったのだ。

こちらも自分でできる範囲だったので、二ヶ月ほどで、「渋谷 フォトスタジオ」で10位以内に入るようになった。

今や美容院で10位以内は至難の技だが、フォトスタジオは正直簡単だった。

そうすると、ちょこちょこと一般の方の利用が出始めた。

が、予想どおりというか、前に感じた疑念の通りで、少し反響が少ないと感じた。


5.実行⇨検証⇨反省⇨修正⇨また実行の繰り返し

この段階で4月が終わる。
ここまででオープンして三ヶ月。しっかり検証と反省をしてみた。

・広さ、設備の割に金額が正しくないのかも?

・上位検索表示されている割には反応がイマイチなきがする。

と、言った事が考えられた。
なので早急に対応をした。


・広さ、設備の割に金額が正しくないのかも?
これに関しては単純にコスパの良さをお客様に感じていただけてないのでは?と思った。
利用者の人にお声掛けして、話を聞くともう少しこういうのがあって欲しいとかいくつかの意見が上がった。

という事で、追加投資をして様々な撮影道具を増やした。
更にお客様の満足度を上げるために利用料金を下げて、有料だったバック紙も無料にした。


・上位検索表示されている割には反応がイマイチなきがする。
こちらに関しても、ウェブサイトの見た目を無難に作りすぎたので、デザインを見直しカッコイイ雰囲気に変更した。

利用者の視点に立ち使いやすさも改善。

後は検索結果の表示部分のテキスト部分に最安の金額が表示されるように変更した。

すると、全てがウェブに反映されると、利用の予約は圧倒的に増えた^o^

価格を下げる事に否定的な人もいる。
ぼくはそんな事は全く思わない。

価格を下げたら二度とあげられない!
そんな話もウソだ。

価格下げて利用者が、増えてパンクするほどお客さんが増えたらあげれば良い。

そして、いつか勝手に適正な価格に着地する。消費者の人たちは正直なのだ。

■まとめ

 と、いった感じの試行錯誤を経て、スタジオ経営はおかげさまで、カタチになってきた。

もちろん、まだまだ投資したお金の回収は程遠く、そういった意味での利益の回収は一年以上先からだろう。

まだまだ、これからもやるべき事は沢山ある。でも0が1になった今これを2.3.4としてい事は出来る事だ思っている。


現在、他にもいくつかの新しい事業に取り組んでいる。そして今後も僕は新しい事業をし続けると思う。

なぜならそれは面白いのだ。
僕の感覚では新しいゲームを買った時のような感覚だ。どうやってクリアするか?という事を考え実行するのは凄く面白いものである。

僕が重要だと思うことは、

・参入障壁が越せるものか?
・模倣する事は難しくないか?
・自分の知り合いでは無い、他人のお客さんを集客できるのか?


この三つが大切だ。

模倣なんかして楽しいのか?
と、言う声もありそうだが、成功事例に学ぶ事は失敗しない事への最短の近道だ。
僕にはそんなプライドは一切無い。
それに一般の他人様にお店に来てもらうためにも近道である。

ユーザーが沢山増えてから、自分の個性や、やりたい事を落とし込んでいけば良いのだ。

最初からカッコつけて失敗するなら、うまくいってからやったほうが、余裕もあり良い結果につながると思う。


逆に自分の個性や主張を詰め込んだ店を、知り合い来店を目当てでオープンする人がいる。
そのやり方は長期間での成功は難しいと僕は思う。

それを否定する訳ではない。
カリスマ的な人は成功もする。

が、1人の人間の鮮度や、人間関係の鮮度も長続きはしない。
10年、20年その鮮度を保つのは無理でしょう。

それに、なによりそんなものは楽しくない。


自分の事なんてほぼ知らない人たちで埋まるのは、

本当の意味で「価値のあるモノ」がそこには存在するという事だ。


知り合いだから、、、という甘えは一つも通用しない。

価値があればきてくれるし、再来もしてくれる。無ければ来ないそれだけだ。

そういった意味ではうちの美容室。
ヘアサロンナノのお客さんほぼ99.9%は僕の事なんて知らないと思う。

お店のスタッフのみんなが作り上げた良い店だと、自信を持って言える。
そこに僕の存在なんてお客さんには一つも関係無い。僕が死んだってお客さんは一つも悲しく無いと思う。

ぼくが死のうとそこにお店があり、スタッフがいれば今後も来店し続けるだろう。

それが僕の思う。

「ホンモノ」


だ。

今回のスタジオもそうだが、今後の新しい事業もそういう「ホンモノ」をぼくは作っていきたい。


junpei murakamiの日記

渋谷で会社やお店とかいくつかやってるおっさんが、知ったようなクチを偉そうに語ってます。アホの戯言と思いご容赦ください〜(^o^)

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