選択をするという事

言いたいことが山の様にある。

忙しいのは皆同じ。世の中、暇な人など居ない。

僕にとってのブログを書くと言うアウトプットはインプットのためにする事であり、ここ最近色んなインプットがあったから、と、いう言い訳で。。。

アウトプットはおざなりなった結果、放置されていたこのブログ。

しかしながら、今年を締めくくる前に僕の「ブログネタ」メモに入っているネタは放出し尽くしたい。

やはり新年はスッキリした気持ちで迎えたいものである。

今年の思った事は今年のうちに整理をしよう。


◾︎選択をすることついて考えたことあります


いきなりアフェリエイトを放り込んで、金儲けしたいという訳ではなく、ただのリンクです。

数年前に読んだこの本。

NHKで講義の様子をやっているのもみたけど、この内容は非常に良い内容であった。



いきなり壮大な事を放り込むようだが、僕は人間が生きるということは、

1.食べて排泄して寝て起きること。

2.自分以外の誰かとコミニュケーションを取ること。

3.そして頭を使い決断して、選択をすること。

こんな所だと思う。

1.2は人が生きるという事の、根幹みたいなもので。

3は仕事や人生をよりよくしていくうえで非常に重要な事柄だ。

自分がした選択でその後の人生は変わって行く。

常に二択?三択?、様々な分かれ道の選択が繰り返される中でベストな選択を選び続けることが、よりよい人生を送るには非常に大切になってくる。

そんなの当たり前ではないか?何言ってんの?

と、思う人も多いだろう。

しかし、この選択をするという事を今一度考えるべきだと思うのだ。

それは選択という、自分が何かを決めるという意思決定を、あまりにも出来ない人が多いとここ最近感じることが多い。


◾︎何も選択ができない人たち


なにも選択を出来ない人がいる。

それは何かを選択するという事は言葉を返せば、

選択しない側を捨てる


ということでもある。

大きな決断や選択、そして意思決定をせず、なんとなく時を過ごしてしまっているという事は、他者から見たときにその人は何も変わらない進歩のない人に見える。

そんな人はどちらかというと、何かを捨てる事が出来ず、その”せい”で何も得られてなかったりする。

そう。何かを捨てる事こそが、何かを得ることでもある。

「取捨選択」「trade-off(トレードオフ)」といった具合にそれ系の言葉は沢山ある。


人間とは欲の塊のとんでもないモンスターだ。

そんな欲張りな人間はあれもこれもと、なんでも欲してしまうものである。

それとは逆の捨てる事には、大きな痛みやストレスを感じる。

人間は心に負荷のかかる、捨てるという事がとにかく苦手な生き物なのだ。

「これに決める、だからこれはしない」
「これに決める、だからこれはどうでもいい」
「これに決める、だからこれはもう見ない」

これは考え方の話では無くて、行動の話である。これが大切だとぼくは思う。

決めなかった方に、心の後ろ髪を引かれ続けると動けなくなり、結果全く前に進まない。




◾︎よくあるパターン(彼氏の欲しい女性編)


わかりやすいパターンをお話しよう。

結婚したいという彼氏の居ない?出来ない?女の人。

そういった人は大概が、僕が言う「選択を出来ない人」だ。

彼氏彼女が欲しい、結婚がしたい。
それなのであれば、異性に好かれなければいけない。

女性の場合、男性は見た目に圧倒的に弱い。男は幼稚園児〜死に損ないのジジィまで見た目が可愛い、綺麗な女性が大好きだ。

つまり、男性に好かれるなら見た目を最大化すること。これしかない。

自分がベストの体型になること。そして、ファッション、メイク、ヘアスタイルを自分が似合う男性に受ける感じににすれば良いのだ。

それで、出会いの場に沢山、数を打っていけば、必ず良い彼氏が見つかると思う。

付き合ってからは人間性や、性格の一致、不一致もあるから、確実に結婚できるかは、その人の縁だと思うが、ただ彼氏を作るだけならそこだけだと思う。

それなのに、その彼氏のできない、結婚できない女の人は、自分のスタイルを押し通す。

その「わたしスタイル」が男性受けしないから彼氏が居ないのに。
それなのに、そのスタイルを押し通す。。。

なんでだろう?

彼氏を作るという事を選択すればやるべき事は決まってくる。

そうだ。

「わたしスタイルとの決別」

だ。

それなのに、このままのあるがままの私受け入れてくれる理想の彼氏が出来る。。という夢見たいな事を考えてる。

つまり両方欲しがるといった二兎を追う。
二兎を追うものは、、ということわざもあるでしょう。

男受けを狙えば、今までの自分を捨てなければ。。。

今までの自分であり続ければ、彼氏が出来ない。。。

どちらのマイナス部分を受け入れられない。
そして、結果どちらでもない、欲張り者の結論。

今のままの自分を受け入れてくれる彼氏を待つ。

という、一番幸せになるための確率が低い行動をしてしまう。

と、いう事である。



◾︎パターン2(冴えない男性美容師)


女性パターンだけだど、女性を卑下しているような人間に思われそうなので、男性パターンも。

男性パターンは私が多く仕事で関わる男性美容師で考えてみよう。

男性の美容師というのは今のご時世混沌の中にある。

かつては女性が9割だった美容業界に男性美容師が入り込み、今や割合でいうと女性と変わらないような数だ。

そして、業界もオーバーストアと人材不足で市場的に考えても閉塞感がある。

そんななか、美容師の仕事を続けて行くには普通では絶対に生き残れない。

サロンのオーナー、店長はもちろん。メーカー、ディーラーその他業界関係者にあってもいい話はほとんどない。

本当に必死に頭と体を使って、長期的な視点で変化と進化を繰り返さなければお先は真っ暗だ。

とくにボリュームゾーンである、現在30歳前後の男性美容師は、まさにこれから中年のおっさんになって行く。

いままで美容業界でこれから起こるおっさんだらけの状況は過去に前例のない状況だ。

過去のおっさん美容師は絶対数が少ないから、美容師にしがみついていても、会社の幹部or独立後は高確率で成功という比較的良い着地点があった。

しかし、今は違う、うじゃうじゃアリのように男性美容師がいるこの状況は、着地点が見当たらない。

美容業界の上層部はクソ人間ばかりで、既得権益の塊なので、いつになっても1%もなれる確率の無い、キラキラした美容師を取り上げ続け、具体的な男性美容師の行く末を教えてくれることも見せてくれることもない。

なぜそんな事をし続けるかって?そっちの方が美容師から搾取しやすいからだ。




◾︎話がズレました。


ともかく、男性美容師は

圧倒的な競争環境なので、とにかく遮二無二働いて、先が見えないのだから頭を血が滲むほど使い、継続的に走り続けなければならない。大変な事だ。

それが出来ないなら今すぐ辞めた方が良い。

そこそこな感じ。や、

普通な感じ。

で、続けたいなんていう選択肢は今この業界には無い。

他に良い仕事は沢山あるし、美容師でスタイリストになるまで継続的に努力できた人は、他の仕事も割とできると思う。
コミニュケーション能力も普通の人よりはあるだろう。

おっさんでも働ける他の仕事に従事した方が、未来は明るいはずだ。

しかし、仕事に全てを傾けている男性美容師は多く無い。そんな人をいっぱい見てきた。

「やる」か、「やらぬか」も決められないのだ。

中途半端にやったところで、その後まっているのは、誰からも求められる事のない、必要とされない、貧乏で初老のジジィになった自分だ。


◾︎選択できない人は、選択しなくて良い生き方をすれば良い。しかし、、、。




何かを選び、何かを選ばない。

自分の決めた意思決定に則り、継続的に行動をできない人は選択をしないような生き方をすれば良いのかもしれない。

全てを家族や他人。組織、そして国家にしたがってそのままに生きていくのも、選択することがストレスなのであればそれも良いだろう。

ただ、自己選択権がないと言うことこそ、人間にとっての何よりのストレスだそうだ。

そりゃそうだと思う。

ストレスは自分の思い通りにいかない事により、心の中に湧いてくるものだ。

人が常に、自分が望む行動や言動をしてくれる事など無い。

自営業者や、会社組織でも上の地位にある人、つまり自己選択権がある人の方が長生きをしやすいのだそうだ。

それは人間だけなく、

野生のアフリカ象は60年近く生き残るが、
動物園のアフリカ象は20年で死んでしまうらしい。

檻の中で何も決められず、誰かの決めた生活の中、生かされるだけのような毎日の状況は、動物でさえ過度のストレスに苛まれ早死にしてしまうそうだ。

つまり選択権がある事はやはり行使した方が良いと言う事だろう。

多角的な視点、長期的な視野。
そして自分という人間をしっかりと理解して適切な選択と意思決定をしていきたいものである。

junpei murakamiの日記

渋谷で会社やお店とかいくつかやってるおっさんが、知ったようなクチを偉そうに語ってます。アホの戯言と思いご容赦ください〜(^o^)

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