元ブラック社員村上です。

先日、月曜日に荻窪に行ってきた。

ここ、荻窪は僕が何にもできないアシスタントの21歳からスタイリストになる24歳までの三年間働いたお店があった。

もう、ぶっつぶれたけど。^o^

自分の技術のほぼ80%位は教わった師匠的な先輩が、元お店のあるほど近くで、現在お店をやっているのだ。

その先輩が、僕より更に下の後輩と飲むという事で、呼んで頂いた。
飲み会はすごく有意義な時間で、一瞬で元の15年前の雰囲気なり、久しぶりに立場を忘れてお酒が飲めてたのしかった。

飲み屋での飲み食いのお金。
そのあと行った富士そばまで全て先輩が出してくれた。

久しく体験していない後輩になれることも、非常に心地よかった。


■昼ごはんの買い出し時は買い食いの時間


駅の前で待ち合わせすると、駅前は僕が働いてた15年前とは随分変わっていた。
と、いうよりほとんど同じものが無い。
そう考えると、商売を10年、20年も続ける事って難しいんだなー。と、改めて痛感した。

ふと気づくと、駅前の証明写真がなくなっていた。僕にとっては思い出の場所である。

僕はいつもアシスタントの時、お昼ご飯の買い出しに毎日のように行くのだが、その時必ずマクドナルドでフィレオフィッシュと、カフェオレを買って、駅前の証明写真内で写真ももちろん撮らずに座って、約5分間休憩しながらそいつを食べるのだ。

過去に買い出し時に、立ち食いそばや松屋を食ったら時間がかかったり、口から食物の臭いがしてばれてしまい、店長にこっぴどく怒られた。

なのでそれからはその、証明写真内でマクドナルドを食べるのが日課だった。
意地でも買い食いはしたいのだ。

そういえば、後輩に真面目な男の子が入った時に、僕はこうしてサボってんだよ。と、教えてあげた。

彼はハンバーガーを食べるということについては、昼飯食えないこともあるので、僕と同じように食いたいと思ったようだが、僕のように休むのはマズいと思ったんだろう。

同期の妹さんが、うちの店で買い出しにいく西友でバイトしていたのだが、その後輩がハンバーガー食いながら西友の中を歩き回り買い物していたと聞いて、西友の従業員で話題になってると聞いた。強者だと思った。(笑)

そんな事を思い出した。



■スーパーブラックアシスタント


思い出すと、僕はとんでもないふざけたアシスタントだったと改めて思った。

・買い出しに出れば焼肉定食食ってくる
・同じく買い出し時におもちゃ売り場でゲームに夢中になり帰ってこない
・また、同じく買い出しの時に本屋で漫画やエロ本を立ち読みして、やはりなかなか帰ってこない
・アシスタントを束ねてスタイリストの先輩と揉める
・先輩のヘルプ中に立ち寝する
・腹が減りすぎて、先輩の昼飯やお客さんからの貰い物をこっそり食べる
・自主練の日は先輩が居なくなり次第パチンコ屋にいく
・酔っ払うと笑いを取るために、すぐお◯ん◯んを出す
・店長ともめて一年近く店長をシカトして、店長の仕事にも基本的には一切入らない


思い返して出してみると、実にヒドい、ヒドすぎる。。。まさにブラック社員だ。

こんな僕を育ててくれた、荻窪の時の先輩方には本当にクソ野郎で申し訳ありませんでした。
と土下座でもしたい。m(_ _)m
靴なめてもよいかもしれないな。

こんな自分に、今もたまにお会いして頂けたり、facebookでも繋がってる方もいる。

皆さんお優しく心が広いなー。
僕だったらあんな奴はしんでしまえ位言ってるとおもう。^o^




■良く考えてみたらスタイリスト歴3年?

そして、考えてみたらスタイリストになったのが、25歳。

社員スタイリストで働いていたのは、そこから28歳のたった三年間。
でも正直27歳からは給料安すぎで、夜はクラブやレストランでバイトしてたから、がっちりスタイリストだけ向き合ってやってたのって2年程度。

そこを辞め、フリーランスになり、1年間。
この一年はガッチリ美容師してた。

調子こいて会社を作ったのが、29歳。
美容室コンサルだって名乗ったのはその辺りから。
、運良く30歳に店出した。

こう書き出してみると、スゲー舐めたやつだなー。って思ってしまう。

世の美容室オーナーで、僕よりスタイリストやってない人って、いないんじゃないかな??

ただ!

一つ言わせて頂きたい。
確かに文章だけ見ると、スタイリストとして向き合った期間だけ考えたら、なめくさっているクソ美容師だが。

密度や濃度という事に関しては、すごくあったと思っている。
人生的にも上がったり下がったりが20代後半はものすごかった。ご存知の方もいると思いますが、、、(笑)

ただ、美容師ガッチリやっていた三年は技術から接客から、コミニュケーションから、めちゃくちゃ考えていたし、様々な書籍も本当に膨大な数を読んで勉強しまくった。

お客さんのリピート率に関しては生涯美容師成績を出せば、かなり良かったと思う。




■だかしかし、それが良かったのかも。


でも、色々と振り返ってみると僕はある意味、中途半端な期間、美容師をやっていたから良かったのかもと感じている。

なぜなら、美容師の大変さは、自分もやった事がある(一応まだやっているですがwww)
ので良くわかっている。
そういった意味で美容師さんに対して純粋に、本当にリスペクトの気持ちがある。

自分がやっていない、あの大変な仕事を未だ100%出やっているのだ。ただただ、凄い!エライ!と思う。

そして、その気持ちは、純粋にそういう頑張っている美容師さんのチカラになりたい。と言う気持ちになっている。
それが僕の仕事のモチベーションだ。

昨日も先輩にも少しは相談に乗れて、僕のノウハウやコネでチカラになれそうな事があった。

他にも最近は専門の友達のチカラになれたり、自分の店スタッフ、お手伝いしているサロンオーナー、サロンのスタッフさん。のチカラになれると、自分の存在意義を感じる事が出来る。

きっとガッチリ真面目にやっていたら、今頃冴えないジジイ美容師だったか。。。
はたまた、カリスマ美容師になれたのか。。。。

どうなっていたのかな?とは思うけど、後悔は全く無い。
前例の無い今の仕事のカタチは気に入っているし、楽しくやれている。


最後に
こんな風好き勝手にいられるのも

スーパーブラッククソ大食い変態どすけべ美容師アシスタント


の僕を面倒見てくださった、荻窪時代の諸先輩方にただただ心からの御礼と感謝なのである。

クソお世話になりました。m(_ _)m






junpei murakamiの日記

渋谷で会社やお店とかいくつかやってるおっさんが、知ったようなクチを偉そうに語ってます。アホの戯言と思いご容赦ください〜(^o^)

0コメント

  • 1000 / 1000